ビルの換気ダクトの部品交換
密閉されたビル内において快適な空間を確保するために重要なことは、常に綺麗な空調環境を作り出すことです。そのためには汚れた空気を外に排出し、同時に綺麗な空気を外から建物内に取り込むことが大切です。このとき重要な役割を担うのが排気及び換気ダクトです。このダクトを使って空気の入れ替えを行っていくことになります。設計の段階からどの位置にどのくらいの数のダクトを設置したら良いのかをきちんと計算していきます。ちなみに換気ダクトは綺麗な空気を建物内に取り込むためのもので、排気ダクトは逆に建物内から外に空気を排出するために使いわけます。
長年排気及び換気ダクトを使い続けていると、寿命がきて腐食したり、変形したりすることがあります。その場合は部品の交換が必要です。部品交換を手掛けているのはビルメンテナンスの会社の中でも、特に空調設備を取り扱っている会社になります。最初に下見に見てもらい、その際に見積もりを取るようにすると良いでしょう。
ビルの換気ダクトの故障は早めに修理
高層ビルでは安全性を考慮されて設計されているため、高層階の窓は大きく開かないように設計されていることが少なくありません。そこで窓から換気ができないため、業務用の容量が大きい換気扇が設置されています。
換気扇はフィルターを通して室内の空気を外に排出しますが、その空気の通り道となるのが換気ダクトです。換気ダクトは頻繁に取り替えるものではないため、ホコリなどで詰まりが起こらないように太くて直線状になっているのものが好ましいとされています。丈夫な素材でできていますが、換気ダクトが故障をしたときは早めに修理をすることが必要です。DIYでは設置部分によっては難しいので、専門の業者に依頼をすることをおすすめします。
換気ダクトが故障してしまったら、室内の空気を外に排出する勢いが弱くなってしまいますし、動物などが入り込んでしまうことになってさらに大がかりな補修が必要になってしまいます。そのため早めにビル管理会社に連絡をして、修理をしてもらうようにします。